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技術コラム

ガンドリル加工が可能な素材~工具鋼~

工具鋼の特徴 

工具鋼は切削、塑性加工用などを行うための治具・工具に用いられる鋼です。工具鋼には炭素工具鋼、合金工具鋼、高速度工具鋼の3種類があり、工具の用途により適した工具鋼が選択されます。

 

☆炭素工具鋼 (JIS G4401:炭素工具鋼鋼材)

炭素工具鋼は炭素が1%ほど含まれ、硬度、耐摩擦性が高く、不純物が少ないため、工具鋼の中でも、最も利用頻度の高い鋼材です。高温になると硬度が下がるため、切削用の工具の素材には適しません。そのため熱発生の少ない刃物や錐、ゲージ、ぜんまいなどの材料としてよく使われます。

 

☆高速度工具鋼 (JISG4403:2006:高速度工具鋼鋼材;SKH)

高速度工具鋼は、ハイス鋼とも呼ばれ、主成分はクロムやタングステン、モリブデンバナジウムなどです。耐摩耗性と靭性が高く、高温にも対応可能という特徴があります。

高速度工具鋼の「高速度」は、材料を高速で切削しても刃先が熱で軟化せず、切れ味を保つ特性が由来しています。そのため主に切削工具に用いられますが、高い耐摩擦性と靭性から、金型などにも用いられます。

 

☆合金工具鋼 (JISG4404:2006:合金工具鋼鋼材)

合金工具鋼には主に、タングステン、クロム、モリブデン、バナジウムが含まれます。合金工具鋼にはいくつかの種類があり、耐摩擦性、耐衝撃性、耐熱性が高く、変形に対する抵抗性が高いことが特徴です。用途は様々ですが、切削用ドリル、ピストン、ゲージ、鋳造用工具などに用いられます。

 
合金工具鋼のガンドリル加工事例 

例えばこちらの事例は、自動車のプレス金型用の金型です。

この加工事例の場合、材料はSKD61を使用し、サイズは180*290*400で製作いたしました。ガンドリル加工機にてφ10の傾斜穴を貫通加工、及びマシニング加工にて取付穴等の加工をしました。

素材に対して斜めに穴をあける際、通常は横M/C等を使用しますが、深穴の場合は専用工具が必要となります。また、横M/Cで加工が難しい深穴に対してもガンドリル専用機でワークを傾けて加工しなければなりません。そのため専用工具の購入やワークセット等で高コストになりやすいです。

BTA・ガンドリル加工.COMでは専用工具を保有し、ワークのセットもこれまでに築き上げたノウハウにより低コストでの加工が可能です。

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またこちらについても合金工具鋼による、ホットスタンプ金型の事例です。材質は耐熱性の高いSKD61を使用しており、外径143*315*1126、穴径Φ12、加工長さ計2000mm、重量400 kgで製作しております。

6Fプレート側面4面にガンドリル加工後、マシニングにて口元に管タップ加工や取付穴、熱処理後の製品形状や位置決め穴等の仕上げ加工まで実施しました。このように深江特殊鋼では素材から荒加工、熱処理。仕上げ加工までの一貫対応が可能です!

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またこちらは合金工具鋼のFDACによる、自動車業界向けホットプレス金型です。外径Φ、穴径Φ6(ガンドリル)+Rc1/8タップ加工(口元のテーパーネジ)、材料長さ40*60*200mmで製作しております。

ホットプレス工法とは、鋼板を約900℃に加熱し成形性を良くした状態でプレス加工を行い、同時に金型内で急冷し鋼板の焼入れを行う工法です。ホットプレス工法により高強度の成形部材を得ることが可能です。成形品を急速に冷却する必要があるため、ホットプレス用金型には冷却用の水冷穴が多数設定されています。自動車業界では、衝突安全性の向上と環境規制の強化による燃費向上が求められており、素材をより軽量かつ高強度にできるホットプレス工法の需要が高まっています。

こちらの事例では、水冷穴が様々な方向に設定されており、加工の際に素材を傾ける必要があるため、多大な加工時間が必要になります。BTA・ガンドリル.COMではこのような複雑な設計に対しても専用設備を用いて短納期にて対応可能です。また、深穴のみならず、口元のRcネジ穴等も対応いたします。

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ガンドリル加工のことならBTA・ガンドリル加工.comにお任せ下さい!

今回は、工具鋼の特徴とガンドリル加工事例ついてご紹介しました。BTA・ガンドリル加工.comは、「特急」、「単品」に強い、BTA・ガンドリル加工の加工受託サイトです。材料調達から加工まで一貫対応します。ガンドリル加工でお困りのことがあれば、BTA・ガンドリル加工.comまでお問い合わせください!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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