繊維製造装置のロール

　

こちらは、繊維製造装置に使用されるロール部品です。材質はSKD61、外径φ272、長さ627mmの素材に旋盤にて荒加工後、φ140貫通穴をBTA加工を実施しました。

ロール部品とは一般的に転がして使う円筒形のものを指す場合が多く、大小さまざまな部品があります。当然材質も低炭素鋼から合金工具鋼まで用途に応じて様々な種類が使用されます。今回の事例のSKD61は熱間金型用の合金工具鋼に分類されますが、高温での軟化が少なく、靭性も高いため、金型以外にも様々な用途に使用されます。一方で加工性はあまり良い方ではなく、刃先の状態には気を付ける必要があります。

BTA・ガンドリル加工.COMではこれまで積み重ねてきたノウハウを基に、SKD61の素材も問題なく加工が可能です。SKD61の深穴加工でお困りの際はぜひ一度BTA・ガンドリル加工.COMまでお問い合わせください！