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電子部品製造装置のロール

  BTA011
BTA011
BTA011

こちらは、電子部品製造装置に使用されるロール部品です。材質はSCM440、外形φ360、長さ1530mmの素材に外形を旋盤にて荒加工後、調質を実施。その後φ62の穴を深さ1200mmまでBTA加工機にて加工を実施したました。

SCM440はいわゆる「クロモリ鋼」と呼ばれる素材の一種で、含有短所量が0.40%前後となっております。焼入れ焼き戻しを行い、硬度と強靭性を持たせて使用されます。しかしながら鋼材寸法が大きくなると焼入れ焼き戻しの熱処理を行っても、表面と内部での冷却速度の違いから内部では硬度が得られなくなります。これを「質量効果」といいます。対策としては熱処理前に荒加工を行い、余肉を少なくすることが一般的ですが、材料調達→荒加工→熱処理→穴加工→仕上加工の工程が必要となり、物流や管理コストが発生してしまいます。

BTA・ガンドリル加工.COMでは穴加工設備だけでなく旋盤設備を保有しており、各種熱処理も協力企業との連携により対応可能です。そのためBTA・ガンドリル加工.COMにて材料調達→荒加工→熱処理→穴加工まで一貫対応可能なため、仕上げ加工前の状態で納入することが可能です。そのため煩わしい「横持ち」等の管理も不要で、コスト削減につながります。部品を調達する際に横持ちが面倒だなと感じたらぜひ一度BTA・ガンドリル加工.COMまでご相談ください!

材質 SCM440
外径 Φ360
穴径 Φ62
材料長さ 1530mm
加工長さ 1200mm
熱処理 調質
重量 1187 kg
使用対象製品 電子部品製造装置
業界 電子部品
製品名 ロール
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