研削盤のスピンドル部品

　

こちらは、研削盤に使用されるスピンドル部品です。材質はSCM415、外形φ65、長さ650mmの素材にφ40の穴をBTA加工機にて貫通加工を実施しました。

今回の事例はパイプ形状の加工です。通常の黒皮のパイプ材の場合は内径の精度がよくないため、機械加工を行い仕上げる必要があります。方法としては、旋盤での穴ぐり加工、ホーニング盤による研削加工がありますが、旋盤での穴グリは穴が深すぎて加工が不可能であったり、研削だと過剰な高品質となる上、一度にたくさん削ることができないため加工費が高くなってしまう等のデメリットがあります。

そこでおすすめなのが、BTA加工機による穴加工です。BTA加工は深穴加工はもちろん対応可能です。また加工方法の特性上、一般的なドリル加工よりも面粗度も良好です。研削ほどの精度は不要だけど、ほどほどの面粗度は確保したい場合はおススメです。ぜひ一度BTA・ガンドリル.COMまでご相談ください！